働き方が多様化する中で、「将来フリーランスのウェブデザイナーとして働きたい」と思っている方もいると思います。
そこで今回はフリーランスのウェブデザイナーになるのに必要なスキルやなる方法について紹介していきます。

こんにちは!当サイトの運営をしています、Ryoです。
現在はフリーランスWebデザイナー・ライターとして活動しながらジョージア(旧グルジア)に滞在しています!
今回は僕の実体験を元に、フリーランスのウェブデザイナーになる方法を紹介していきます。
フリーランスのウェブデザイナーの仕事内容


それではまずフリーランスのウェブデザイナーの仕事内容について紹介します。
フリーランスとしてのウェブデザイナーの仕事内容は案件によって異なりますが、ウェブサイトのコンテンツ設計からバナー・ロゴ制作といったサイト全体のデザインの作成、またコーディングの業務など多岐に渡ります。
「ウェブデザイナーなのにコーディングもできないとダメなの?」と思われた方もいるかと思いますが、フリーランスの場合は依頼してくるクライアントの予算が潤沢ではないケースが多いので、極力両方のスキルを持っておいた方が良いと言えます。
また実際にホームページを利用して集客を行うウェブマーケティングのスキルも持っていると、サイトの運用サポートなどのサービスを提供したり、より仕事の幅が広く需要の高いウェブデザイナーになることができます。
- ウェブサイトのコンテンツ設計
- サイト全体のデザインの作成
- コーディング
- サイトの運用サポート
ウェブデザイナーになるのに必要なスキル


ウェブデザイナーの仕事内容が分かったところで、次に実際にウェブデザイナーになるには「どのようなスキルが求められるのか?」を解説していきます。
特にフリーランスとして働いているウェブデザイナーの仕事内容は多岐に渡るため、以下のような幅広いスキルが求められます。
- コミュニケーションスキル(必須)
- デザインスキル(必須)
- HTML・CSSによるコーディングスキル(ほぼ必須)
- プログラミングスキル(あると良し)
- WordPress(あると良し)
- ウェブマーケティングスキル(あると良し)
- 営業スキル(必須)
コミュニケーションスキル(必須)
まず1つ目のスキルはコミュニケーションスキルです。
ウェブサイトのコンテンツ設計やデザインを作成していく上で、クライアントの要望を汲み取って落とし込んでいくことは大切です。
また、言われた通りにやるだけではなく、時には自分の意見を求められることもある為、しっかりとコミュニケーションを取れる能力が求められます。
デザインスキル(必須)
2つ目のスキルはデザインスキルです。
ここで言うデザインスキルとは、基本的なウェブデザイン能力や「Photoshop」や「Illustrator」といったデザインツールの操作スキルを指します。
また、美しいデザインだけでなく、ユーザビリティやコンバージョンアップを意識したデザインができるようになれば、より需要の高いウェブデザイナーになることができます。
HTML・CSSによるコーディングスキル(ほぼ必須)
3つ目のスキルはHTML・CSSによるコーディングスキルです。
「フリーランスのウェブデザイナーの仕事内容」箇所で理由は説明しましたが、フリーランスのウェブデザイナーの場合、デザインのみでなくコーディングもできた方が良いです。
また仮にサイトデザインのみを担当する案件の場合でも、後にコーダーがコーディングをすることを考慮してデザインを作成できた方が良いので、コーディングスキルもほぼ必須と言えます。
プログラミングスキル(あると良し)
4つ目のスキルはプログラミングスキルです。
具体的にはJavaScriptやPHPといったプログラミングスキルで、「フェードインなどの動きがあるサイトを作って欲しい」と言われた場合に必要になります。
オシャレなウェブサイトなどではほとんどの場合、動きのあるサイトが多いので、こういった実装もできるようになると良いでしょう。
WordPress(あると良し)
5つ目のスキルはWordPressです。
ウェブサイトは作って終わりではなくその後の運用が大切なので、サイト完成後にクライアント側で更新できるといった点が重要視されます。
HTML・CSSで作ったサイトの場合、多少のコードやFTPソフトの知識がない方はサイトの更新をするのが難しいので、WordPressでサイトを実装できるスキルがあれば良いです。
ウェブマーケティングスキル(あると良し)
6つ目のスキルはウェブマーケティングスキルです。
ホームページは作ることが目的ではなく、それを使って見込み客を集客することが目的となります。
その為、SEOやコンテンツマーケティング、アクセス解析といったウェブマーケティング全般の知識もあると、サイト運用サポートもできる市場価値の高いウェブデザイナーになることができます。
営業スキル(必須)
7つ目のスキルは営業スキルです。
これはウェブデザイナーに限った話ではなく、フリーランスとして働く場合は必須のスキルになります。
スキルがあっても仕事がなければ意味がないので、SNSやブログ運用、その他イベントでの人脈作りなどを通して、自分で見込み客を見つけることができるようになる必要があります。
フリーランスのウェブデザイナーになる方法


ここまででフリーランスウェブデザイナーに求められるスキルを紹介しました。
フリーランスのウェブデザイナーになるには、まずはこれらのスキルを身につけましょう。
スキルを身につける方法には主に以下の3つの方法がありますが、それぞれ異なるメリットがあるので、それを把握した上で自分に合った方法を選ばれると良いでしょう。
- 独学で知識・スキルを身につける
- スクールに通う
- 就職して実務経験を積む
独学で知識・スキルを身につける
1つ目の方法は独学で知識・スキルを身につけるという方法です。
独学の場合、分からない点をプロに聞いたりすることができない為、習得するのに時間がかかるといったデメリットがありますが、スクールに払ったりする多額の費用がかからないといったメリットがあります。
その為「時間はあるけどお金はない」「セルフスタディに自信がある」といった方はこちらの方法がおすすめです。
なおコーディングやプログラミングの習得であれば、「Progate」や「ドットインストール」といった学習サイトが安価に学習できる為おすすめです。
スクールに通う
2つ目の方法はスクールに通うという方法です。
スクールに通う場合、費用はかかりますが、分からない点をプロに直接聞くことができるので、最短でスキルを身につけられるといったメリットがあります。
なおオンライン完結型のプログラミングスクール「CodeCamp(コードキャンプ)」の「デザインマスターコース」なら、PhotoshopやIllustratorなどのデザインツールの使い方から、HTML・CSS、JavaScriptといったコーディング、プログラミング言語まで幅広く学ぶことができる為おすすめです。
「コストがかかっても最短でスキルを身につけたい」といった方は、スクールに通うことを検討されても良いでしょう。
就職して実務経験を積む
3つ目の方法は就職して実務経験を積むという方法です。
企業に勤めていれば給料をもらいながら勉強でき、また先輩ウェブデザイナーに分からないことを教えてもらえるといったメリットがあります。
その為「事業資金を貯めながらスキルを身につけたい」といった方はこちらの方法がおすすめです。
フリーランスのウェブデザイナーが案件を獲得する方法


最後に、フリーランスのウェブデザイナーが案件を獲得する方法を紹介します。
他にもいくつか方法はあると思いますが、以下では2つの方法を紹介します。
ブログ・SNSを使って見込み客を集客する
まず1つ目はブログ・SNSを使って見込み客を集客するという方法です。
ウェブサイトを作って欲しいと考えている事業主や企業であれば、検索エンジンを使って「ウェブサイト 外注」「ウェブサイト 外注 フリーランス」といったキーワードで検索されることが考えられます。
そこで、こういったキーワードで検索結果の上位に表示させることができれば、こうした見込み客に気づいてもらうことができます。
またブログ運営をすることでSEOやコンテンツマーケティングといったウェブマーケティング全般を学ぶことができるので、営業をしながら勉強ができるといったメリットがあります。
クラウドソーシングを利用する
2つ目はクラウドソーシングを利用するという方法です。
クラウドソーシングとは、業務のアウトソーシングをしたいクライアントと仕事を探している個人をつなぐサービスのことを言いますが、「ランサーズ」や「クラウドワークス」といった大手クラウドソーシングサービスであれば、多くのウェブデザイン案件が登録されています。
その為、何のツテもない方であれば、クラウドソーシングに登録して自分に合った案件に応募してみると良いでしょう。
まとめ・フリーランスのウェブデザイナーになる方法!
まとめです。今回は企業に属さずにフリーランスのウェブデザイナーになる方法を紹介しました。
- コミュニケーションスキル(必須)
- デザインスキル(必須)
- HTML・CSSによるコーディングスキル(ほぼ必須)
- プログラミングスキル(あると良し)
- WordPress(あると良し)
- ウェブマーケティングスキル(あると良し)
- 営業スキル(必須)
フリーランスのウェブデザイナーとして独立したいと考えられている方は、まずは本記事で紹介した必要なスキルを習得されてみて下さい。
今回は以上になります。最後までご覧頂き、ありがとうがとうございます!