WPテーマ「Arkhe(アルケー)」の評判やメリット・デメリットを紹介

WPテーマ「Arkhe(アルケー)」の評判とは?メリット・デメリットも紹介

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Webサイトを構築する際、ヘッダーからフッターまで1からコードを書いていると、労力と時間が大幅にかかってしまいます。

そのため、効率良くWebサイトを作りたい方は、事前にデザインが整えられ、よく利用されるレイアウトパーツが組み込まれたベーステーマを利用することがおすすめです。

今回はWeb制作のベーステーマの中でも特におすすめのWordPressテーマ「Arkhe(アルケー)」の評判や実際に使用して感じたメリット・デメリットを紹介します。

Arkheをこれから導入しようと考えている方や、興味を持っている方は、ぜひ最後までご覧ください。

本記事の情報は2023年8月確認時点での情報をもとに執筆されています。

そのため、本記事をご覧になっている時期によっては掲載している内容・数値が異なっている場合があるため、予めご了承お願い致します。

目次

Arkhe(アルケー)のテーマ概要

Arkhe(アルケー)の公式サイト
テーマ名Arkhe(アルケー)
販売価格無料
※Pro版機能を使いたい場合は、別途有償プラグインの購入が必要。
ライセンス100%GPL
用途ホームページ、企業サイト、ECサイト向き
難易度やや上級者向け

Arkheは、WEB制作におけるベーステーマの最適解を目指して開発されたWordPressの無料テーマです。WordPressの公式ディレクトリに登録されており、テーマ自体は無料で利用できます。

このテーマでは、デザインがあらかじめ整えられているため、そのままでも使用できますが、CSSを使用してデザインの調整が容易に行えるように設計されています。

また、オプション有償プラグインをインストール・有効化することで、よりスムーズかつローコードでの開発が可能です。

Arkheを実際に使用して感じたメリット・デメリット

Arkheを実際に使用して感じたメリット・デメリット

Arkheを使用するメリット

Arkheを使用するメリットは以下の4点です。

Arkheを使用するメリット
  1. カスタマイズ性・保守性が高い
  2. 専用プラグインを導入することでより手軽にWebサイトが制作できる
  3. コピペで使えるブロックパターンが便利
  4. フォーラムで質問をすれば開発者自らが答えてくれる

1. カスタマイズ性・保守性が高い

1つ目は、カスタマイズ性が高いという点です。

Arkheは、そのまま使っても見栄えが良くなるようデザインが調整されていますが、CSSを使って上書きがしやすいように作られています。

そのため、コードの知識がある方であれば、Arkheをベースに大枠を作成し、その後でコードを使用したデザインの微調整が可能です。

また、多数のアクション・フィルターフックが設置されています。フック機能を使えば、子テーマ化を最小限に抑えることができるため、テーマのバージョンアップに影響されない保守性の高いWebサイトを作成できます。

参考:アクションフック・フィルターフック一覧 | Arkhe

2. 専用プラグインを導入することでより手軽にWebサイトが制作できる

2つ目は、専用プラグインを導入することでより手軽にWebサイトが制作できるという点です。

Arkheにはオプションの有料プラグインが用意されており、これらをインストールすることで、利便性を拡張できます。

Arkheのオプションプラグイン
プラグイン名概要
Arkhe Blocks ProArkheのブロック機能を拡張できる
Arkhe Tools Arkheのテーマ機能を拡張できる
Arkhe WookitArkheにWooCommerceを導入できる

これらのプラグインは単体で販売されていますが「Arkhe Pro Pack」としてセット販売もされており、まとめて買いたい場合はこちらの方がお得になります。

※Arkhe WookitはArkhe Pro Packに含まれません。

3. コピペで使えるブロックパターンが便利

3つ目は、コピペで使えるブロックパターンが便利だという点です。

Arkheには、Arkhe&Arkhe Blocks(Pro)で使える豊富なブロックパターンが配布されています。

ブロックパターンの中には、パーツ用のパターンやコピペすることでページを丸ごとレイアウトできるものもあるため、初心者でも簡単に魅力的なウェブページを構築できます。

Arkheパターンライブラリ

4. フォーラムで質問をすれば開発者自らが答えてくれる

4つ目は、フォーラムで質問をすれば開発者自らが答えてくれるという点です。

Arkheには、テーマやプラグインに関する質問、その他要望があれば、気軽に質問&提案ができるフォーラムが存在します。

Arkheフォーラム

フォーラムに投稿された質問・提案には、開発者自らが返答してくれるため、問題が迅速に解決されたり、提案が実装されたりする可能性が高まります。

なお、不具合フォーラムを除きフォーラムでトピックを作成するには、フォーラム利用チケット(税込220円)が必要です。

Arkheを使用するデメリット

Arkheを使用するデメリットは以下の2点です。

Arkheを使用するデメリット
  1. オプション有料プラグインの更新にはライセンスが必要になる
  2. ブログ運営に必要な機能は必要最低限となっている
  3. 自由にカスタマイズするにはコードやWordPressの知識が求められる

1. オプション有料プラグインの更新にはライセンスが必要になる

1つ目は、オプション有料プラグインの更新にはライセンスが必要になるという点です。

Arkheのオプション有料プラグインは買い切り型ですが、更新をするにはサブスクのライセンスキーが必要になります。

そのため、年間の維持費が個人ライセンスの場合で6,600円(税込)、制作ライセンスの場合で9,900円(税込)かかります。

 個人ライセンス制作ライセンス
料金6,600円(税込) / 年9,900円(税込) / 年

※ライセンスの使用可能範囲については利用規約から確認できます。

なお、ライセンスキーが切れてもプラグインを使用すること自体は問題ありません。

2. ブログ運営に必要な機能は必要最低限となっている

2つ目は、ブログ運営に必要な機能は必要最低限となっているという点です。

Arkheは、ホームページ制作に特化したテーマとなっているため、記事の装飾機能は目次表示機能やマーカー装飾機能などブログ向けテーマと比べるとそこまで多くありません。

そのため、アフィリエイトブログを運営していて、商品をランキング形式で表示させたり、リストをおしゃれなボックスで囲ったりしたい方は、ブログ向け人気有料テーマの方が向いているかもしれません。

ただし、Arkheには既存ブロックに独自のスタイルを追加できる「カスタムブロックスタイル機能」や、ツールバー上から独自の文字装飾を追加できる「カスタム書式機能」が付いています。

HTML・CSSの知識がある方であれば、ブログ運営に必要な機能を自作できるため便利です。

3. 自由にカスタマイズするにはコードやWordPressの知識が求められる

3つ目は、自由にカスタマイズするにはコードやWordPressの知識が求められるという点です。

Arkheは、Web制作者向けに開発されているテーマのため、自由にカスタマイズをするには、ある程度コードの知識があり、WordPressの使い方を熟知している必要があります。

そのため、中上級者の方には使いやすいテーマですが、コードの知識がなく「WordPressのフック機能とは何ぞや?」という方は、よりノーコードでのカスタマイズが可能なテーマの方がおすすめです。

Arkheの評判・口コミ

Arkheの評判・口コミ

以下では、実際にインターネット上で見かけたArkheの評判・口コミをいくつか紹介します。

第三者による評判も気になる方は、以下をご覧ください。

良い評判・口コミ

まずはArkheに対する良い評判・口コミです。評判・口コミはいくつかありましたが、以下では気になった評判を3つピックアップしました。。

Arkheに関する良い評判・口コミ
  1. 制作時間を大幅に短縮できる
  2. 使いやすい
  3. 日々使いやすくなっている

1. 制作時間を大幅に短縮できる

https://twitter.com/LaboPixel/status/1500376981451378692

1つ目は「制作時間を大幅に短縮できる」という評判・口コミです。ArkheはWeb制作のベーステーマとして開発されており、CSSを使ってレイアウトの上書きがしやすいように開発されています。
また、オプションプラグイン「Arkhe Blocks(Pro)」を導入することで、よくあるレイアウトをカスタムブロックで作成できます。以上の理由から、ArkheをベースとしてWebサイトを制作することで、圧倒的に時間の短縮が可能です。

2. 使いやすい

https://twitter.com/csk_k1999/status/1629679022824357889

2つ目は「使いやすい」という評判・口コミです。Arkheはそのままでも使えるようにある程度デザインや余白の調整がされており、かつCSSでの上書きがしやすい設計になっています。
また、機能は多過ぎず少な過ぎず、Web制作者にとって「あったら良いな」と思えるような機能が搭載されているため、非常に使いやすいテーマとなっています。

3. 日々使いやすくなっている

3つ目は「日々使いやすくなっている」という評判・口コミです。Arkheのユーザーフォーラムでは、不具合報告やテーマに関する質問だけでなく、「新機能を追加して欲しい」といった要望も伝えることができます。
実際、ここでの要望がそのままテーマに反映されることもあるため、ユーザーのニーズに合わせて日々使いやすく進化しているテーマだと言えます。

悪い評判・口コミ

悪い評判・口コミはあまり見つかりませんでしたが、1点だけ「初心者にとってはカスタマイズが難しい」という声がありました。

ArkheはWeb制作者にとって使いやすい作りになっていますが、HTML・CSSといったコードに関する知識やWordPressに関する知識がない場合は、カスタマイズに限界があります。

そのため、テーマのカスタマイザーやカスタムブロックの機能のみで柔軟なレイアウトがしたい方は、「SWELL」や「Snow Monkey」などといったテーマを利用した方が良いかもしれません。

Arkheはこんな方におすすめ

Arkheはこんな方におすすめ

以上のメリット・デメリット、評判を踏まえると、Arkheは以下のような方におすすめのテーマだと言えます。

Arkheはこんな方におすすめ
  • 効率よく企業向けホームページを作りたいWeb制作者の方
  • ある程度コードやWordPressに関する知識がある方
  • ユーザーサポートがしっかりしているテーマを利用したい方

Arkheは、そのままでも使えるようにデザインが調整されており、企業向けサイトを作成するのに便利な機能が多数搭載されています。

また、CSSを使ってデザインの上書きがしやすいような設計になっているため、「企業向けホームページを作りたい方」「ある程度コードやWordPressに関する知識がある方」に特におすすめです。

反面、中上級者向けに作られているテーマのため、コードの知識がない方やWordPressをあまり触ったことがない方であれば、操作感が難しいと感じられるかもしれません。

Arkheを使った参考サイト

Arkheを使った参考サイト

Arkheを使うとどのようなWebサイトが作れるかイメージをわかせたい方は、公式サイトから実際の使用事例を確認することができます。

導入する前に、ある程度どんなことができるのかを把握するためにも、ぜひ見てみることをおすすめします。

Arkheに関するQ&A

Arkheに関するQ&A

Arkheのマニュアルはありますか?

Arkheのマニュアルは、公式サイトで確認できます。マニュアル | Arkhe

ただし、ArkheのCSS設計やアクションフック・フィルターフック一覧など、Web制作者向けの内容になっています。そのため、手取り足取りカスタマイズ方法を教えて欲しい初心者の方にとっては、理解するのが難しいかもしれません。

クラシックエディターに対応していますか?

Arkheはブロックエディターを前提としたテーマとなっており、クラシックエディターには特別な対応がされていません。(Arkhe専用プラグインも同様です。)

一度購入したプラグインは複数サイトで使用できますか?

プラグイン自体は100%GPLライセンスのため、第三者に依頼されて作ったWebサイトを含む複数サイトで使用できます。ただし、ライセンスキーが切れているプラグインのアップデートができません。ライセンスキーの種類や利用範囲については、公式サイトをご確認ください。ご利用規約 | Arkhe

まとめ・Arkhe(アルケー)はWeb制作者に特におすすめのテーマ!

今回は、Web制作の制作時間を大幅に短縮できるWordPressおすすめテーマ「Arkhe(アルケー)」のメリット・デメリットや評判を詳しく解説しました。

今後Web制作を仕事にしようと考えている方で、制作におけるベーステーマを探している方は、ぜひArkheを導入してみて下さい。

なお、Arkhe以外にもおすすめの無料テーマを探している方は、以下の記事で解説しているので、こちらもご覧下さい。

今回は以上になります。最後までご覧頂き、ありがとうございました。

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著者情報

Ryoのアバター Ryo サイト運営者

当ブログを運営しております、フリーランスWebコーダーのRyoです。

元々はWebとは無関係の日本語講師をしていましたが、仕事をしながら旅をするWebエンジニアの男性と知り合い、「自分もこんな生き方をしたい」と感じ、その道を歩むことを決意しました。

人脈・実績0からの挑戦でしたが、泥臭くも約4年近くフリーランスとして生活しています。

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