WPテーマ「SWELL」の評判・口コミやメリット・デメリットを紹介

WPテーマ「SWELL」の評判・口コミやメリット・デメリットを紹介
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今回はWordPressの人気有料テーマ「SWELL(スウェル)」の評判・口コミや実際に使って感じたメリット・デメリットについて紹介します。

SWELL(スウェル)は当サイトでも利用していますが、高機能で使いやすいため、WordPress初心者にもおすすめです。

また、ブログやビジネス用ホームページなど幅広い用途で使用できます。

Ryo

今回はSWELL歴3年の私が、実際に使用して感じたメリット・デメリットを解説していきます。

本記事の情報は2024年2月確認時点での情報をもとに執筆されています。

そのため、本記事をご覧になっている時期によっては掲載している数値・内容が異なっている場合があるため、予めご了承お願い致します。

目次

SWELL(スウェル)のテーマ概要

SWELL
テーマ名SWELL
開発者了さん
動作環境PHP 7.3 以上。
WordPress 5.9 以上。 (推奨:6.1 ~)
価格17,600(税込)
ライセンスGPL100%(ライセンス制限なく複数のサイトで使用可能。)
備考大手レンタルサーバー「Xserver」でSWELLを購入すると、16,720円(税込)で購入可能。

WordPressの人気有料テーマの1つである「SWELL(スウェル)」は、WordPressディベロッパーの了さんが開発した国産テーマです。

ブログやホームページなど様々な用途で使われているテーマで、ある調査では国内人気No.1のWordPressテーマに選ばれています。

SWELLの大きな特徴は、高機能でノーコードでもおしゃれなブログ・ホームページが作成できる点です。使いやすさにもこだわって開発されており、直感的操作で楽しくWebページが作成できます

また、100%GPL(General Public License)のテーマとなっているため、1度テーマを購入すれば複数のサイトで使用できます。自身のサイトだけでなく、利用規約を遵守していればクライアントワークでも使用できるため、SWELLを使って代理制作をしたい方にもおすすめです。

なお、購入価格は17,600(税込)となっています。

他社の人気有料テーマと比べると、ちょうど中間に位置する価格設定になっていますが、SWELLのみある条件下でクライアントワークでの利用が認められています。

スクロールできます
テーマ名価格テーマの複数利用
STORK1911,000円(税込)1回の購入で1サイトに利用可能
SANGO14,800円(税込)自身で所有する複数サイトで利用可能
JIN14,800円(税込)自身で所有する複数サイトで利用可能
SWELL17,600円(税込)複数サイトで利用可能
利用規約を遵守していればクライアントワークでも利用可能
JIN:R19,800円(税込)自身で所有する複数サイトで利用可能
AFFINGER6EX26,800円(税込)自身で所有する複数サイトで利用可能
この表は2024年2月の情報をもとに記載されています。

SWELLの評判・口コミ

SWELLは国内人気No.1との呼び声が高いテーマです。そのため、インターネット上では様々な評判・口コミが見受けられました。

以下では、その一部を紹介します。

良い評判・口コミ

良い評判・口コミで多かった声は以下の通りです。

  • 標準機能でも細かい設定ができる
  • 記事制作がしやすい
  • 表示速度が早い
  • ブログだけでなく企業ホームページ用途にも使える
実際の評判・口コミを見る(8件)

最も多かった声は、「標準機能が充実している」「使いやすい」といった声です。

SWELLでは、標準機能でも細かく記事装飾ができたり、広告の管理やLPの作成などさまざまなことができます。

そのため、他のテーマではプラグインを導入する必要があっても、SWELLでは必要ないということが多々あります。

また、機能性が高いだけでなく、直感的操作で使いやすいように設計されており、WordPress初心者の方でも扱いやすいテーマとなっています。

他にも、「SWELLを利用するとサイトスピードが上がった」「ブログだけでなく企業ホームページが作れる」といった声も見受けられました。

Ryo

個人的にSWELLを気に入っている理由の1つは、常に新しい機能の開発が進められ、アップデートごとに便利な機能が追加されている点です。
たとえば、2023年10月1日にステルスマーケティングの規制が開始された際、広告にPR表記を追加する必要が生じましたが、SWELLは即座に対応機能を追加してくれました。

良くない評判・口コミ

SWELLと検索すると良い評判・口コミの方が目立ちますが、中には満足されていない方もいるようでした。

SWELLの良くない評判・口コミは以下の通りです。

  • クラシックエディターユーザーには使いにくい
  • SWELLユーザーが多い
実際の評判・口コミを見る(2件)

1つ目は「クラシックエディターユーザーには使いにくい」といった声です。

SWELLはWordPress 5.0以降に追加されたブロックエディターで使用することを想定されたテーマです。

そのため、プラグインなどでクラシックエディター(旧エディター)にしている方は、一部のカスタムブロックが使えなかったり、SWELLの良さである直感的操作ができなかったり、使いにくいと感じてしまうかもしれません。

また、国内のテーマの中でSWELLの人気が高いため、多くの人気ブログがSWELLを使用しています。その結果、同じテーマを使いたくないという方も一定数存在するようです。

SWELLを使用して感じたメリット

SWELLを実際に3年間使用してきて感じたメリットに関しては以下の通りです。

評判・口コミであった声と被る点もありますが、1ユーザーとして感じたメリットを正直に紹介します。

SWELLを使用して感じたメリット
  1. とにかく使いやすい
  2. カスタマイズ性が高く細かいところまで設定できる
  3. 広告管理機能が充実している
  4. アップデートの度に便利な機能が追加されていく
  5. SWELLに関する情報が見つけやすい
  6. 公式デモサイトのデザインをインポートして簡単にデザインの着せ替えができる

1. とにかく使いやすい

1つ目は、とにかく使いやすいという点です。

評判・口コミにもありましたが、SWELLを使うと直感的操作で簡単に記事装飾をしたり、サイト全体のデザインを変更したりできます

記事装飾では、SWELLが用意するカスタムブロックを利用することで、ノーコードでもブログでよく使用されるデザイン(吹き出し、商品レビューなど)を追加できます。

記事装飾に便利なSWELLブロック

また、サイト全体のデザインは、カスタマイザー画面で編集していきますが、設定項目が「ヘッダー」「フッター」「投稿・固定ページ」などに分類されているため、自分が行いたい設定変更をどこから実施すればよいかを推測しやすく便利です。

SWELLのカスタマイザー画面
Ryo

テーマによっては時々カスタマイザーの設定項目名が「デザイン設定」「機能設定」などと書かれていることがあり、意外と「あの設定項目ってどこにあったっけ?」と分からなくなる場合があります。
この点、SWELLでは、カスタマイザー画面の設定項目が綺麗に分類されているなといった印象です。

2. カスタマイズ性が高く細かいところまで設定できる

2つ目は、カスタマイズ性が非常に高く細かいところまで設定できるという点です。

たとえば、以下はトップページ>メインビジュアルの設定項目ですが、メインビジュアルの表示・非表示はもちろん、「メインビジュアルの高さをどうするか」「フィルター処理を施すか」「画像上にメインテキスト・サブテキスト・ボタンを表示するか」など細かく設定できます。

これはほんの一例で、各ブロックにも独自のスタイル設定が豊富に用意されているので、細部まで自分好みのデザインが実現できます。

3. 広告管理機能が充実している

3つ目は、広告管理機能が充実しているという点です。

「SWELL設定」の広告コードタブでは、記事内広告や目次広告、自動広告やインフィード広告の設定ができます。

SWELL設定>広告コード

記事内広告に広告コードを設定しておくと、ショートコードを用いて好きな場所で広告を呼び出すことが可能。

目次広告や自動広告に広告コードを設定しておくと基本的には全ページで表示されますが、記事毎に非表示にすることもできます。

また「広告タグ」で広告を登録しておくことで、その広告のクリック数等の計測ができるようになります。

SWELLの広告タグ機能

4. アップデートの度に便利な機能が追加されていく

4つ目は、アップデートの度に便利な機能が追加されていくという点です。

SWELLでは、すでに必要な機能が十分揃っていますが、リアルタイムで開発が進んでおり、便利機能がどんどん追加されています。

テーマによっては、数年前からテーマ開発が止まっていて、現在のテーマバージョンが最新のWordPressで正常に動くのか分からないといったこともあるので、この点メリットと言えます。

Ryo

「ver. 2.7.5 」にアップデートされた際に、テーブルブロックのセルの結合が簡単にできるようになった点が個人的に嬉しかったです。
参考:【SWELL – ver. 2.7.5 アップデート情報】 | WordPressテーマ SWELL

5. SWELLに関する情報が見つけやすい

5つ目は、SWELLに関する情報が見つけやすいという点です。

SWELLは、国内で最も人気があり「No.1」と称されるテーマであるため、SWELLの使用中に不具合が生じた場合でも、高い確率でインターネット上に関連する記事・解決策を見つけることができます。

あまりに知名度の低いテーマ等を利用していると、同様のことが起こった際に解決策を見つけられない可能性があるため、この点メリットと言えます。

SWELLを使用して感じたデメリット

SWELLを実際に使用して感じたデメリットは以下の通りです。

SWELLを使用して感じたデメリット
  1. 1つのサイトにしか使用しない場合は値段が高め
  2. 一部の人気プラグインは非推奨とされている

1. 1つのサイトで使用する場合はやや値段が高い

1つ目は、1つのサイトで使用する場合はやや値段が高いという点です。

以下はSWELLと他の人気有料テーマの価格を比較した表ですが、SWELLの購入価格はやや高めに設定されています。

スクロールできます
テーマ名価格テーマの複数利用
STORK1911,000円(税込)1回の購入で1サイトに利用可能
SANGO14,800円(税込)自身で所有する複数サイトで利用可能
JIN14,800円(税込)自身で所有する複数サイトで利用可能
SWELL17,600円(税込)複数サイトで利用可能
利用規約を遵守していればクライアントワークでも利用可能
JIN:R19,800円(税込)自身で所有する複数サイトで利用可能
AFFINGER6EX26,800円(税込)自身で所有する複数サイトで利用可能
この表は2024年2月の情報をもとに記載されています。

ただし、SWELLでは利用規約を遵守していればクライアントワークを含む複数サイトで利用できるため、複数のサイトで利用する場合はかなりコスパが良いと言えます。

2. 一部の人気プラグインは非推奨とされている

2つ目は、一部の人気プラグインは非推奨とされているという点です。

SWELLでは、WooCommerceなどのEC系プラグインは、基本的に動作保証されておらず、非推奨とされています。

WooCommerceなどのEC系のプラグインは基本的に対応(動作保証)していません。

WooCommerce等を絶対に使えないということはないですが、ご自身でカスタマイズなどがかなり必要です。

引用:推奨プラグインと非推奨・不要・注意すべきプラグインについて | WordPressテーマ SWELL

また、国内で人気を集めているセキュリティプラグイン「SiteGuard WP Plugin」が「不具合の原因になるかもしれないプラグイン」として挙げられています。

ログイン画面にアクセスできなくなってしまったり、重要なフックが動作せずにSWELLの定数が未定義になってしまったりするみたいなのですが、SiteGuard WP Plugin単体の不具合なのか、SWELLのなにかと相性が悪いのか、詳しくはまだ判明しておりません…。

引用:推奨プラグインと非推奨・不要・注意すべきプラグインについて | WordPressテーマ SWELL

そのため、万が一のことが心配な方は、SiteGuardの代わりとして「Wordfence Security」や「XO Security」を導入すると良いでしょう。

なお、了さんが開発しているもう1つのテーマ「Arkhe」はWooCommerceに対応しています。ECサイトを作りたい方はArkheの利用を検討してみると良いでしょう。

SWELLがおすすめな人

以上のメリット・デメリットを加味すると、SWELLは以下のような方におすすめと言えます。

SWELLがおすすめな人
  • 直感的操作でWebサイトのデザイン設定や記事装飾がしたい方
  • 本格的にブログ・アフィリエイトを始めたい方
  • クライアントワークに利用できる高品質テーマを探しているWeb制作者の方
  • リアルタイムで進化し続けているテーマを探している方

SWELLの良さは、何よりもまず直感的操作でデザイン設定・記事装飾ができるという点です。

そのため、コードの知識がなくても直感的操作で楽しくブログ・Webサイトのデザインを作っていきたい方におすすめです。

また、ブログ・アフィリエイトで便利なカスタムブロック(キャプションブロック、吹き出し、商品レビューなど)が揃っており、広告管理機能も充実しているので、本格的にブログ・アフィリエイトを始めたい方にも向いています。

ブログだけでなく、企業ホームページを作成する上で必要な機能も充実しており、利用規約を遵守していればクライアントワークにも利用できるので、SWELLを使ってWeb制作の仕事をすることも可能です。

SWELLに興味を持った方は、ぜひ購入を検討してみてください。

SWELLの設定マニュアルについて

SWELLでは、各種設定方法について解説している設定マニュアルが準備されています。

SWELLの設定マニュアル

こちらのマニュアルでは、WordPressの操作にまだ慣れていない方でも理解できるように、非常に細かく基本的なことから解説されているので、WordPress初心者でも分かりやすいと思います。

SWELLを購入したばかりで何から初めて良いか分からない方は、ぜひ上から1つづつ設定していってみてください。

SWELL購入後のサポート体制について

SWELLを購入した後は、購入者のみが利用できる SWELLユーザー専用のフォーラムサイト「SWELLERS」が利用できます。

SWELLユーザー限定の会員サイト「SWELLERS」

SWELLERSでは、SWELLに関する質問や不具合報告、その他要望のトピックを立てることができ、SWELLERSのメンバーの誰かや開発者本人から回答をもらえます。(すべての質問に回答がもらえるわけではありません。)

また、SWELLERSのオンラインコミュニティもDiscord上に存在し、よりリアルタイムかつカジュアルに質問をしたりすることができます。

このようにサポート体制が整っている点も、SWELLが人気テーマになった1つと言えます。

他テーマからSWELLへの乗り換えについて

他テーマを利用中の方でSWELLに乗り換えたい場合、以下の記載のテーマであれば乗り換えサポート用プラグインが用意されています

乗り換えサポート対応テーマ

  • Cocoon
  • AFFINGER5
  • JIN
  • SANGO
  • STORK
  • THE THOR

乗り換えサポート用プラグインを使えば、旧テーマのショートコードやCSSの一部を引き継ぎ、一時的に旧テーマの独自機能で書いた記事のデザインが崩れないようにすることができるので、その間に記事のリライトを自分のペースで行なっていけます。

なお、プラグインファイルは、フォーラムサイトのマイページよりダウンロードできます。

まとめ

今回はWordPressの人気有料テーマであるSWELL(スウェル)の評判・口コミや実際に使用した感想を紹介しました。

SWELLはWordPress初心者の方にも使いやすく、ブログやホームページ型サイトなど、さまざまな用途に使えるおすすめテーマなので、メリット・デメリットをもとに興味を持った方はぜひ購入を検討してみてください。

SWELLがおすすめな人
  • 直感的操作でWebサイトのデザイン設定や記事装飾がしたい方
  • 本格的にブログ・アフィリエイトを始めたい方
  • クライアントワークに利用できる高品質テーマを探しているWeb制作者の方
  • リアルタイムで進化し続けているテーマを探している方

なお、企業サイト向けのテーマをお探しの場合は、SWELL開発者である了さんが開発しているもう1つのテーマ「Arkhe(アルケー)」の利用もおすすめです。

Arkheの評判やメリット・デメリットに関しては、以下の記事で解説しているので、こちらもあわせてご覧ください。

今回は以上になります。最後までご覧頂き、ありがとうございました。

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著者情報

Ryoのアバター Ryo サイト運営者

Web系フリーランス4年目。

WordPressを使った企業サイト制作・改修やSEOライティングを生業としています。

◾️スキルセット
HTML / CSS / SASS / JavaScript / jQuery / PHP / WordPress / Laravel(現在勉強中) / SEO / ライティングなど

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