Webデザイナーに資格は必要?取っておくと良いおすすめの資格を紹介!

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現在Webデザイナーを目指して勉強している方の中には「Webデザイナーに資格は必要なのか?」と思われている方もいると思います。

そこで本記事では「Webデザイナーに資格が必要なのか」や必要であれば、どんな資格を取った方が良いのかなど詳しく解説していきます。

目次

Webデザイナーに資格は必要?【結論:必須ではないがあると良い!】

Webデザイナーに資格は必要?

それではまず、「Webデザイナーに資格は必要なのか?」について解説します。

結論から言うと、資格は必須ではありませんが、あると転職活動などに有利になる可能性はあります。

また、自分が持っているスキルを証明できるため、Webデザイナーとして会社に勤める場合は、年収アップにつながることもあるかもしれません。

Webデザイナー資格を取得するメリット

  1. 就職や転職に有利になる
  2. 自分が持っているスキルを証明できる
  3. 年収アップにつながることもある

ただし、クワイアントワークなどでは資格よりも制作実績の方が重視されるので、資格取得と同時に実績作りも忘れないようにすると良いでしょう。

Webデザイナーにおすすめの資格【6選】

Webデザイナーにおすすめの資格【6選】

それではここからはWebデザイナーにおすすめの資格を合計6つ紹介していきます。

Webデザイナーにおすすめの資格【6選】
  1. 【国家資格】ウェブデザイン技能検定
  2. Webクリエイター能力認定試験
  3. Photoshopクリエイター能力認定試験
  4. Illustratorクリエイター能力認定試験
  5. HTML5プロフェッショナル認定試験
  6. Web検定

1. 【国家資格】ウェブデザイン技能検定

【国家資格】ウェブデザイン技能検定
主催特定非営利活動法人インターネットスキル認定普及協会
レベル1〜3級
受験手数料(非課税)1級 学科: 8,000円 / 実技: 25,000円 (実技はペーパー実技含む)
2級 学科: 7,000円 / 実技: 16,000円 ※または7,000円(25歳未満の在職者)
3級 学科: 6,000円 / 実技: 8,000円  ※または3,000円(25歳未満の在職者)
試験時間1級 学科:90分 / 実技:180分 / ペーパー実技:60分
2級 学科:60分 / 実技:120分
3級 学科:45分 / 実技:60分
合格率1級 10-20%
2級 30-40%
3級 60-70%
※合格率は年度や開催回により変動があり。

1つ目は【国家資格】ウェブデザイン技能検定です。

ウェブデザイン技能検定は、国家検定制度である技能検定制度の1つとして、厚生労働省より指定試験機関の指定を受けた「特定非営利活動法人インターネットスキル認定普及協会」が主催している試験で、インターネット概論やウェブデザイン技術、ウェブサイト設計・構築技術など幅広い問題が出題されます。

ウェブデザイン技能検定の出題範囲はこちらでチェック!

試験のレベルは1〜3級に分かれており、全ての級において学科と実技試験、1級ではこれに加えてペーパー実技試験があり。また各級の合格率は年度や開催回によって異なりますが、大体1級で「10-20%」、2級で「30-40%」、3級で「60-70%」とされています。

2級、3級であれば特定非営利活動法人インターネットスキル認定普及協会著作の試験対策用参考書が出版されているので、興味がある方はこちらを使って試験対策を行うと良いでしょう。

ウェブデザイン技能試験3級対策の参考書 ウェブデザイン技能試験2級対策の参考書

2. Webクリエイター能力認定試験

Webクリエイター能力認定試験
主催株式会社サーティファイ
レベルエキスパート
スタンダード
受験手数料エキスパート:7,500円(税込)
スタンダード:5,900円(税込)
試験時間エキスパート 知識問題:20分 / 実技:110分(テキストエディター使用)、90分(Webページ作成ソフト使用)
スタンダード 実技:70分(テキストエディター使用)、60分(Webページ作成ソフト使用)
合格率91.4%(2020年度平均合格率)

2つ目はWebクリエイター能力認定試験です。

Webクリエイター能力認定試験は、株式会社サーティファイ が主催している資格試験で、Webサイトの構成と設計に関する問題や、HTML・CSSの使い方などの問題が出題されます。

Webクリエイター能力認定試験の出題範囲はこちらでチェック!

試験にはスタンダードとエキスパートの2つのレベルが存在し、エキスパートでは実技に加えて知識問題、スタンダードでは実技のみの試験が実施されます。また2020年度の平均合格率は91.4%と高くなっていて、比較的敷居の低い資格試験となっています。

なお、試験対策用の公式参考書がサーティファイから発行されています。そのため、興味がある方は以下の公式問題集を使って試験対策を行うと良いでしょう。

Webクリエイター能力認定試験スタンダード対策の参考書 Webクリエイター能力認定試験エキスパート対策の参考書

3. Photoshopクリエイター能力認定試験

Photoshopクリエイター能力認定試験
主催株式会社サーティファイ
レベルエキスパート
スタンダード
受験手数料エキスパート:8,600円(税込)
スタンダード:7,600円(税込)
試験時間エキスパート 第1部:50分(知識問題・実技問題の合計) / 第2部:90分(実践問題)
スタンダード 第1部:40分(実技問題) / 第2部:90分(実践問題)
合格率73.9%(2020年度平均合格率)

3つ目はPhotoshopクリエイター能力検定試験です。

Photoshopクリエイター能力検定試験は株式会社サーティファイ が主催している資格試験で、Adobeの画像編集ソフト「Photoshop」の幅広い知識や操作方法に関する問題が出題されます。

Photshopクリエイター能力検定試験の出題範囲はこちらでチェック!

試験にはスタンダードとエキスパートの2つのレベルが存在し、両レベルとも試験は2部構成。またスタンダードでは実技問題と実践問題、エキスパートではこれに加えて知識問題の試験が実施されます。

なお、試験対応書籍は全て株式会社ウィネットにて取り扱われています。そのため、試験を受験しようと考えられている方は株式会社ウィネットのウェブサイトを確認してみて下さい。

4. Illustratorクリエイター能力認定試験

Illustratorクリエイター能力認定試験
主催株式会社サーティファイ
レベルエキスパート
スタンダード
受験手数料エキスパート:8,600円(税込)
スタンダード:7,600円(税込)
試験時間エキスパート 第1部:50分(知識問題・実技問題の合計) / 第2部:90分(実践問題)
スタンダード 第1部:40分(実技問題) / 第2部:90分(実践問題)
合格率72.8%(2020年度平均合格率)

4つ目はIllustratorクリエイター能力認定試験です。

Illustratorクリエイター能力検定試験は株式会社サーティファイ が主催している資格試験で、Adobeのデザインツール「Illustrator」の幅広い知識や操作方法に関する問題が出題されます。

Illustratorクリエイター能力検定試験の出題範囲はこちらでチェック!

試験にはスタンダードとエキスパートの2つのレベルが存在し、両レベルとも試験は2部構成。またスタンダードでは実技問題と実践問題、エキスパートではこれに加えて知識問題の試験が実施されます。

なお、試験対応書籍は全て株式会社ウィネットにて取り扱われています。そのため、試験を受験しようと考えられている方は株式会社ウィネットのウェブサイトを確認してみて下さい。

5. HTML5プロフェッショナル認定試験

HTML5プロフェッショナル
主催特定非営利活動法人エルピーアイジャパン
レベルレベル1
レベル2
受験手数料16,500(税込)
試験時間90分(試験後の簡単なアンケートの時間を含む)
合格率非公開

5つ目はHTML5プロフェッショナル認定試験です。

HTML5プロフェッショナル認定試験は特定非営利活動法人エルピーアイジャパンが主催する資格試験で、マークアップの基礎(HTML/CSS)やJavaScriptなど最新のマークアップに関する問題が出題されます。

HTML5プロフェッショナル認定試験 レベル1の出題範囲はこちらでチェック!
HTML5プロフェッショナル認定試験 レベル2の出題範囲はこちらでチェック!

試験はレベル1とレベル2の2つのレベルに分かれていて、受験手数料と試験時間はレベルに関わらずそれぞれ16,500円(税込)、90分。また、合格率は正式には発表されていません。

なお、HTML5プロフェッショナル認定試験の出題範囲を網羅していると認められた「HTML5認定教材」がいくつかの出版社から出版されています。そのため、試験対策をしたい方はこれらを利用することをおすすめします。

HTML5プロフェッショナル認定試験レベル1対策の参考書 HTML5プロフェッショナル認定試験レベル2対策の参考書

6. Web検定

Web検定
主催株式会社ボーンデジタル
レベルWebリテラシー試験
Webデザイン試験
Webディレクション試験
Webプロデュース試験
受験手数料11,000円(税込)
※教育機関や団体受験では割引チケットが利用可能
試験時間90分(試験終了時のアンケート回答時間含む)
合格率Webリテラシー試験:61.6%
Webデザイン試験:62.3%
Webディレクション試験:65.6%
Webプロデュース試験:30.6%
※上記記載の合格率は2021年3月31日時点のデータです

6つ目はWeb検定です。

Web検定は株式会社ボーンデジタルが主催している資格試験で、「Webリテラシー試験」「Webデザイン試験」「Webディレクション試験」「Webプロデュース試験」の4つの試験で構成されています。

Webリテラシー試験の出題範囲はこちらでチェック!
Webデザイン試験の出題範囲はこちらでチェック!
Webディレクション試験の出題範囲はこちらでチェック!
Webプロデュース試験の出題範囲はこちらでチェック!

全ての試験において、受験手数料は11,000円(税込)で試験時間は90分。合格率はWebプロデュース試験のみ30%と低くなっていますが、他は大体60%ほどとなっています。

なおWeb検定対策用の問題集はボーンデジタルのオンラインブックストアにて購入することが可能です。そのため、試験を受験しようと考えられている方は以下のリンクから公式問題集を購入しておくと良いでしょう。

ボーンデジタルのオンラインブックストアを開く

まとめ・Webデザイナーが取っておくと良いおすすめの資格!

まとめです。今回はWebデザイナーが取っておくと良いおすすめの資格を合計で6つ紹介しました。

Webデザイナーにおすすめの資格【6選】
  1. 【国家資格】ウェブデザイン技能検定
  2. Webクリエイター能力認定試験
  3. Photoshopクリエイター能力認定試験
  4. Illustratorクリエイター能力認定試験
  5. HTML5プロフェッショナル認定試験
  6. Web検定

先述したようにWebデザイナーになるのに資格は必須ではありませんが、自分のスキルを証明できたり、それによって就職や転職に有利になったりする場合があります。

Webデザイナー資格を取得するメリット

  1. 就職や転職に有利になる
  2. 自分が持っているスキルを証明できる
  3. 年収アップにつながることもある

そのため、興味がある方はいずれかの資格を取っておくと良いでしょう。

なおPLUSONEWEBでは、その他にも「Webデザイナー」に関する知識記事を掲載しています。興味がある方はこちらも参考にすることをおすすめします。

Webデザイナーに関する知識記事

今回は以上になります。最後までご覧頂き、ありがとうございました!

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Ryoのアバター Ryo サイト運営者

当ブログを運営しております、フリーランスWebコーダーのRyoです。

元々はWebとは無関係の日本語講師をしていましたが、仕事をしながら旅をするWebエンジニアの男性と知り合い、「自分もこんな生き方をしたい」と感じ、その道を歩むことを決意しました。

人脈・実績0からの挑戦でしたが、泥臭くも約4年近くフリーランスとして生活しています。

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